黒澤人〜くろさわびと〜

黒澤人ファイルVol.06

内藤 洋

勤務歴
6年(冬期)

蔵での役割
私が担当しているのは、洗米、浸漬、蒸しです。
精米が終わった白米のぬかを取り除くためにお米を洗米しています。
お米の精米歩合によって、洗米に使う水の温度を変えながら洗米を行っています。
その後、浸漬をします。
お米を水に浸け、水分を吸収させる作業です。
水の吸収が悪いと蒸米が硬くなります。また、水分を吸収しすぎると蒸米が柔らかくなって しまうので、お米の種類•精米歩合によって浸漬時間をそれぞれに設定し、目標となる吸水 歩合にします。
浸漬したお米を“こしき”に入れて蒸します。
蒸しの目的は、麹が糖化しやすいお米にすることと、殺菌効果です。蒸し時間は1時間程度 で、お米が透明な色になったら蒸しあがりです。以上が会社で行っている作業です。


推しのお酒

純米にごり酒を飲みながら、やきとり(塩こしょう)をいただきます。

純米にごり酒

仕事に対する情熱、ビジョン
 

私が仕事において心がけていることは、2つあります。
1つは自分自身のことで、脳力を最大限使用することです。
酒造りの仕事は筋力もかなり使用しますが、私の目標としては、脳力7割、
筋力3割で作業を行いたいと思っています。

もう1つは、一緒に仕事をしている人々と、使用している機器類を円滑に繋ぐことです。 酒造りにはチームワークが一番重要と考えていますので、この2点を目標に日々仕事をしています

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