酒造りの基礎となる水

創業当時は千曲川左岸の河岸段丘に横井戸と千曲川の水を汲み酒造りを始めました。
大正15年敷地内に23尺の2号井戸を掘り、更に増産により昭和38年に50mの井戸を掘りました。
また平成13年には井戸への負荷を避ける為、80mの井戸を掘り、現在は2つの井戸を併用しております。千曲川の伏流水は、軟水でとっても美味しい水で、ミネラルウオーターとしても販売しています。
また、洗米水、仕込水、壜洗浄水まで全てこの井戸水を使用しています。
正に酒造りの基礎となる水ですので大切に管理しています。

原料となる農産物の生産から携わる事により、より安心安全で顔の見えるモノ造り

長野県産米にこだわり、大吟醸から普通酒まで全て長野県産米を使用しております。主たる原料米は長野県産美山錦と南佐久産ひとごこちを使用。平成24年全国新酒鑑評会は美山錦で金賞を受賞しました。南佐久三酒造場共同で酒米ひとごこちの作付けを推奨しており、平成17年からは自社田でのひとごこち栽培も開始しました。そして、自社精米による原料管理を行っています。
郷(ち`)の米、郷(ち`)の水、郷(ち`)の杜氏で、名実ともに本来の意味の郷(地酒)造りを目指しています。
2021年現在 ひとごこち・山恵錦 150a

生産者紹介

安曇野松川


まるやま農産/美山錦・金紋錦

東御市


永井農場/ひとごこち

白倉ファーム/ひとごこち・美山錦・山恵錦

信州ファーム荻原/金紋錦・美山錦

佐久市
鮒養魚米生産者4名 こしひかり=ふなの郷

南佐久

南佐久酒米部会/ひとごこち
井出誠之/山恵錦=百姓物語用
アグリズムライスファーム/山恵錦

造り

伝統と経験を大切にすると共に新たな発想や挑戦を

当蔵では、昔ながらの製法「生酛(きもと)造り」に力を入れております。
通常の倍の時間をかけて酵母を育てる手のかかる製法ですが奥行きのある、旨味たっぷりの骨太な酒を目指してこだわり続けています。
特に、お燗をつけた時のその旨さには自信があります。現在、全仕込本数の6割が生酛造りです。

海外への挑戦

地域の風土・食文化に根ざした酒造り 信州から世界へ

1992年より下記の通り国外に輸出しております。
マレーシア
アメリカ合衆国
台湾
ドイツ
シンガポール
オーストラリア

交流

イベント・ファンクラブ

八千穂美醸会
2001年結成 全国各地から、井筒長をお好きな方達が集結し、現在約70名!
田植え・稲刈り・仕込み体験・新酒しぼり まで、八千穂の自然・四季折々の美しさを味わいながら
酒造りの魅力をまるごとお楽しみいただけます。

八千穂ふくみ会
地元の愛飲家による会。年2回の例会。

日本酒の日 蔵開放
毎年10月1日 酒の日に開催!
当蔵自慢の美酒を楽しみに是非お出掛け下さいませ♪
都合上、チケット前売り制となっております。
9月10日ごろにお問い合わせください。

春の酒蔵開放
4月2or3週目の土曜日 (毎年ツールド八ヶ岳自転車レース前日に開催)
入場無料 10:30〜16:00

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