この所、酒粕の色合いについてお問い合わせいただくのでこちらでご回答いたします。
基本的には酒粕は発酵食品であり酵素が生きています。
そのため、時間が経つほど発酵が進んで味や香り、色合いが変化していきます。
現在販売しております物は漬物用に板粕をタンクの中で熟成させております。
ですので板粕の白から黄色、黄色からピンク色、ピンク色から褐色…と変化し、最終的に茶色や黒に近い色に変わります。
また、絞りたての酒粕は固めで、フレッシュな香りがしますが味はぼんやりとしています。
次第に熟成が進むと香りは薄まるものの、しっとりとした柔らかさが出てきて、味にもコクが増します。
今年の場合、7月中旬まで涼しかった為、熟成が進まず硬くて白い状態で袋詰めいたしました。
家庭用についてはこの時期で最良と思われるものを選んで袋詰めしておりますが
そこから一気に猛暑となり褐変が進んだものと思われます。
それを箱詰めした状態で冷暗所にて保管したものを出荷しております。
精米歩合や使用しているこうじ菌、純米酒や普通酒と言った粕の元となるお酒の種類によっても
状態が変わってきますがそこまではトレースできておりません。
また設備的問題、結露の問題もありますので出荷までの冷蔵保管の対応もできておりません。
皆様に美味しい粕漬けを食べて頂きたいと思っておりますが、
以上のような諸事情によりロット差はもちろん年による違いが出てしまう事を
ご理解いただきたくよろしくお願いいたします。